いちばん幸せだったとき

いちばんていうと昔と今を比べるのは難しいので、なかなか順位はつけにくいのですが…。

みなさんいちばん幸せだなあって思ったときってなんですか。

 

人とつきあったりなんだりだったら

付き合いはじめが幸せとか言うけど、

私が本当に幸せだなあって思うのって

実は別れたときだったりします。

 

『あんな奴と別れてせいせいするぜ!』というのは、たぶん、少し違うバージョンです。それも、あるが。

 

 

別れも色々ありますが一つ忘れ難いものをあげると、

かつてめちゃくちゃ好きだった女の子がいまして。

好きすぎて

今思い出すと、

言動の全てが本当に恥ずかしい。まだ詳しく話せません。恥ずかしすぎて。

 

お菓子があったら、その子が好きなものか確認もせずに全部あげちゃうような恋でした。

青かったです。

結婚しよって言ったな。。したかったな。。。←

きっと色々困らせたと思います。悪かったなあ。

 

まだ思い出すの恥ずかしいし自責の念がやばいですが、初めて人を好きになったと思うくらい好きでした。そして本気で悩みました。ありとあらゆることを考えて、私のいまの人格の基礎はこの時期にできたと思います。

 

つきあって、

ふられて(ショックすぎて数ヶ月誰にも言えなかった笑)

それでも関係は続いて

別れてしばらく経ってから「お願いつきあって。好きかわかんないんだったらお試し期間でいいから」って言って半ば強引につきあってるんだかなんだかわかんない状態にして、

 

そんなある日「好きな男の人できた」って言われて、よくわからなかった関係はあえなく終わるんですけど

言われた瞬間、

『あ、私死んだな』

と思いました。

 

足の小指を角にぶつける時あるじゃないですか。あれ、ぶつけてから痛くなるまでに数秒かかりますよね。そんな感じ。あ、この情報が脳から体に沁みたら、これから私死ぬ程痛いんだな、と思いました。

 

死ぬほど好きなのわかってたし。

自分が男じゃないのも散々考えてつらかったし。絶対泣くなぁと思いました。

 

でも実際は全然そんなことなくて、

あれ?と思ってよく感じてみたら

自分すごく幸せじゃんということに気づいたんです。

 

ああこいつ、私を蹴落としてでも自分の幸せを掴めるようになったんだなぁって。

 

すげーわがままだけど人に気を使う子だったので。私を傷つけるのもためらうだろうなと思ってました。

そんなあの子が。

付き合いはじめたころは「自分のことはどうでもいい」って言ってたあの子が。

このひと自分で幸せを掴めるようになったんだなって思いました。

 

それって好きな人の幸せが保障されたということで、

つまりそれは私の幸せが永久保障されたってことですよ。

 

よかったねえってなりました。

もしかしたら途中から、恋というか、娘みたいだったのかもしれない笑。

ももうなんでもいいや。

 

あとは、やり切った感がすごかったからかもしれません。

もう、やれる事全部やったし伝えたい事は全部言ったもん。毎日寝る前に『明日どっちかが死ぬなら伝え残した事ないか?』って考えてたもん笑

なのでいつ死んでもよくなりました。

 

その時からもうずっと余生みたいで。

なにがあっても

あの子は大丈夫だし

私幸せだなあって思います。

 

余生だと思ってたら、その後も色々あってたくさん泣いたりしてるけどね。笑

さいきんは嬉し泣きを覚えました

意外と人生は続くのですね。